プロローグ:今夜のあなたへ、届けたい言葉がある

仕事終わり、電車の中でぼーっとスマホを見ながら、ふと気づいたことがあります。
「今日も、なんかうまくいかなかったな」
会議でうまく発言できなかった。
もう少しあの人に優しくできたかもしれない。
夕方のタスク、結局終わらなかった。
大きな失敗じゃない。誰かを傷つけたわけじゃない。
でも、じわじわと胸の奥に残る「小さな後悔」が、
夜になるほど重くなっていくことって、ありませんか。
あなたは、何も間違っていません。
ただ、今日一日、精一杯やってみた。それだけです。
でも、その疲れも後悔も、ちゃんと手放さないまま眠ると、
翌朝のあなたにそのまま持ち越されてしまう。
わたしがバスソルト入浴を始めたのは、そんな「持ち越し疲れ」に気づいたときでした。
最初は「なんか良さそう」くらいの気持ちで始めたんです。
でも、続けてみて分かったのは——バスタイムって、ただの美容ケアじゃないんだ、ということ。
お湯に溶けていくバスソルトを見ながら、なんとなく思いました。
「今日の疲れも、これと一緒に溶かせたらいいのに」って。
この記事では、そんな「自分を愛でるバスタイム」の作り方を、ミオなりにお伝えします。
難しいことは何もありません。
必要なのは、バスソルトと、今夜のあなただけです。
第1章:なぜ、夜の「小さな後悔」は消えないのか

夜になると、なぜかネガティブな気持ちが増幅する——これって、実は脳の仕組みによるものなんです。
日中は交感神経(体を活動モードにする神経)が優位で、ある意味「感情にフタをして」乗り越えています。でも、夜になって体が休もうとすると、フタが外れて、処理できていなかった感情や記憶が浮かびやすくなる。
さらに、ストレスを感じると分泌されるコルチゾール(ストレスホルモン)が、夜になっても高いままだと、「なんとなく落ち着かない」「頭が回り続ける」状態が続きます。
「疲れているのに眠れない」という夜の正体は、これなんです。
あるデータでは、現代の働く女性の約7割が「仕事終わりに気持ちの切り替えが難しい」と感じているといわれています。
つまり、あなただけじゃない。
正直に言うと、わたしも長い間、夜をうまく使えていませんでした。
帰宅してから寝るまでの時間を、惰性でスマホを見て過ごして、気づいたら0時を過ぎていて、「また今日も何もできなかった」と思いながら眠る。
その繰り返しが、少しずつ自己肯定感を削っていたと思います。
でも、ある日、ふとこう思ったんです。
「夜の時間を、もっと"わたしを整える時間"にできないかな」
そのとき出会ったのが、バスソルトを使ったバスタイムの習慣でした。
ポイントは、バスタイムが「副交感神経(体をリラックスモードにする神経)を意図的に優位にする」最良のタイミングだということ。
38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分浸かることで、体温が上がり、そのあと体温が下がる過程で自然に眠気が誘われます。
これに、バスソルトの持つ効能がプラスされると——もう、最強の夜ルーティンが完成します。
今すぐできる1分アクション
今夜、お風呂のお湯を張るとき、スマホをあえて洗面所の外に置いてみてください。それだけで、バスタイムの"質"が変わります。
第2章:自分を愛でるバスタイムの作り方

ここからは、具体的な「バスソルト入浴の作り方」をお伝えします。
完璧にやろうとしなくていい。できるところから、一つずつ試してみてください。
1. バスソルトの選び方——まずは自分の「今夜の気分」で決めていい

バスソルトには大きく2種類あります。
死海塩(ミネラル豊富なタイプ): マグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富で、肌のうるおいを保ちながら疲労回復を助けてくれます。「体が重い日」「肩こりがつらい日」におすすめ。
岩塩・精製塩タイプ: 発汗を促す効果が高く、デトックス感を感じやすい。「なんとなくすっきりしたい日」に。
香りで選ぶなら——
- ラベンダー:眠りの質を高めたい夜に
- ユーカリ・ペパーミント:頭がぼんやりしているとき、気分転換に
- ローズ・ゼラニウム:自分を慈しみたい、特別なバスタイムに
わたしは最近、気分によってバスソルトを変えるようにしています。
「今日はラベンダーの気分かな」って決めるだけで、なんとなく夜が丁寧になる感じがして。
量の目安: お湯1Lに対して、大さじ1〜2杯程度。最初は少なめから試してみるのがおすすめです。
2. 照明とアロマで"聖域"を作る

バスタイムを特別にするためのもう一つの工夫が、「光」です。
浴室の蛍光灯を消して、防水キャンドルや間接照明を取り入れるだけで、空間がガラッと変わります。キャンドル一本でも、「ここは今夜のわたしだけの場所」という感覚が生まれます。
もちろん、キャンドルを用意できない日は、電球の色を暖色系にするだけでも十分です。
スマホの画面の青白い光とは真逆の、オレンジがかった温かみのある光が、脳を「休んでいい」モードに切り替えてくれます。
研究でも、就寝前のブルーライト(スマートフォンやPCの光)の浴びすぎが、メラトニン(眠りを促すホルモン)の分泌を抑制することが示されています。
お風呂の時間は、自然とデジタルデトックスができる最高のタイミングでもあるんです。
今すぐできる1分アクション
今夜、お風呂に入るときに「スマホを持ち込まない」と決めてみてください。それだけで、浴室が「自分だけの聖域」になります。
3. 湯船の中でする「一日のリセット儀式」
バスタイムを、ただ体を温める時間にするのか、「一日を手放す儀式」にするのかは、気持ちの持ち方一つで変わります。
わたしがやっているのは、「手放しワーク」と呼んでいるちょっとした習慣です。
湯船に浸かりながら、今日あった「モヤモヤしたこと」を頭の中でひとつ思い浮かべる。
そして、バスソルトが溶けていく様子を見ながら、「それもお湯に溶かしていい」とイメージする。
「ちゃんと手放していい」「今日の後悔は、今日のうちに終わりにしていい」
大げさに聞こえるかもしれませんが、これが不思議と、心がすっと軽くなるんです。
心理学では「ルーティン儀式は不安感を軽減する」という研究があります。毎晩同じ動作を行うことで、脳が「これをしたあとは安全だ」と学習し、リラックスしやすくなるそうです。
バスタイムに「今日を終わらせる儀式」としての意味を持たせることで、それが習慣になっていきます。
今すぐできる1分アクション
今夜、湯船に浸かりながら「今日、一番頑張ったこと」を一つだけ思い浮かべてみてください。小さなことでいい。「電車で席を譲れた」「ランチを丁寧に選んだ」でもいいです。
第3章:うまくいかなくても、大丈夫

「毎日続けなきゃ」と思った瞬間に、続けられなくなる——これって、あるあるですよね。
正直に言うと、わたしも最初の2週間は、週に3回しかできませんでした。
「バスソルト入浴、最高!」と思った翌日に、疲れてシャワーだけで済ませてしまって、「また三日坊主だ」って自己嫌悪に入りかけて。
でも、ある日気づいたんです。
「シャワーの日があっても、やり直せばいい」って。
セルフケアに「完璧」は要らない。
できなかった日があっても、次の日にまた湯船を張ればいい。それだけです。
Aさん(仮名・28歳、都内のIT企業勤務)は、「最初はバスソルトを買っても使わない日が続いた」と話してくれました。でも、「週に1回だけ、絶対やる日を決めた」ことで続けられるようになって、3ヶ月後には「お風呂の時間が一番好きな時間になった」と言っていました。
ゆるく続ける。それが、一番長続きする方法です。
よくある躓きポイントと、わたしなりの対処法をお伝えします。
「時間がない」と感じるとき:10分でも十分です。15〜20分が理想ですが、短くても副交感神経はオンになります。まずはお湯を張ることだけを目標にしてみてください。
「バスソルトを切らしてしまった」とき:普通のお塩でも代替できます。「道具がなくてもできる」と思うと、ハードルが下がります。
「なんとなく面倒くさい」とき:無理に気持ちを上げなくていい。ぼーっとお湯に浸かるだけでもいいです。何もしない時間が、一番の回復になることもあります。
自分に優しくする練習は、「できた日」の積み重ねじゃなく、「やり直した日」の積み重ねでいい。
第4章:バスタイムを重ねた先に待っているもの

「自分を愛でる習慣」を続けていくと、少しずつ変わってくることがあります。
最初は気づかないくらいの、ごく小さな変化です。
「昨日より少し、眠れた気がする」
「朝起きたとき、体が少し軽い」
「仕事でミスしても、引きずらなくなってきた」
バスソルト入浴が直接これらを解決するというより、「毎晩、自分のために時間を使う」という事実が、じわじわと自己肯定感を育てていくのだと思います。
「あなたはもう変わり始めている」なんて、わたしには言えません。
でも、今夜バスソルトをお湯に溶かしたとき、それはもう「自分を大切にする選択」をしたということです。
その一歩が、半年後・1年後のあなたを作っていく。
わたしは今、バスタイムが一日で一番好きな時間になりました。
疲れた日ほど、お湯の温かさが体に染みて、「よく頑張ったね、今日のわたし」って自然に思えるようになってきました。
あなたにも、そんな夜が来てほしい。
焦らなくていいから、ゆっくりでいい。
今日の疲れは、今日のうちに溶かして。
明日のあなたには、できるだけ軽やかでいてほしいから。
第5章:バスタイムをもっと豊かにする、プラスαのアイデア

ここからは、「もう少し充実させたいな」と思ったときのためのアイデアをいくつかご紹介します。どれも必須ではないので、気が向いたときに試してみてください。
読書・ポッドキャスト——"ながら入浴"のすすめ
バスタイム中に、好きな本を読んだり、ポッドキャストを聴いたりするのも、良い時間の使い方です。
ポイントは「楽しい」と感じるコンテンツを選ぶこと。仕事の勉強や情報収集は、バスルームでは控えめに。脳を休める時間にしたいので、純粋に好きなもの・心地よいものを選んでください。
わたしはお気に入りのエッセイを読む日と、なにも読まずにぼーっとする日を交互にしています。
「どちらが正解」ではなく、「今夜のわたしに何が必要か」で決めることにしています。
バスソルト+オイルで「美肌ケア」まで完結させる
バスソルトに加えて、数滴のボディオイルをお湯に垂らすと、入浴後の肌がしっとりします。
おすすめはホホバオイルやスクワランオイル。天然成分のものを選ぶと、敏感肌でも使いやすいです。
入浴後はタオルで軽くふいて、ボディクリームを塗るだけ。それだけで「ちゃんと自分をケアした」という満足感があります。
週に一度の"特別バスタイム"を作る
毎日完璧なバスタイムを作る必要はないけれど、週に一度だけ「ちょっと丁寧にやる夜」を作るのはおすすめです。
バスソルトをたっぷり使って、キャンドルを灯して、好きな音楽をかけて——それだけで、「自分を大切にしている」という実感が積み重なっていきます。
たとえば、金曜日の夜を「ご褒美バスタイムの日」に決めてしまうのもいいかもしれません。
一週間よく頑張ったわたしへの、プチ贅沢な時間として。
まとめ

今日お伝えしたことをざっとまとめると——
夜に感じる「小さな後悔」や「消えない疲れ」は、脳とホルモンの仕組みからくるもの。あなたのせいじゃないし、意志力の問題でもない。
バスソルトを使ったバスタイムは、副交感神経を意図的にオンにして、体と心を夜モードに切り替える最良の方法の一つです。大切なのは「完璧なバスタイム」ではなく、「今夜も自分のために時間を使う」という選択そのもの。
まずは今夜から。
お湯を張って、バスソルトをひとすくい溶かして。
スマホを外に置いて、ゆっくり湯船に浸かってみてください。
それだけで、今日一日のあなたへの「お疲れさま」になります。
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今日も一日、自分らしく頑張ったあなたへ。
ゆっくり休んでください。またここで会いましょう。
FAQ

Q1:バスソルト入浴は毎日しないといけませんか?
A:毎日でなくて大丈夫です。週に2〜3回から始めてみてください。大切なのは「続けること」より「気持ちよくできること」です。忙しい日はシャワーで済ませてOK。できる日に、自分のペースで取り入れてみてください。
Q2:バスソルト入浴の効果はいつ頃から感じられますか?
A:個人差がありますが、わたしの場合は1週間ほどで「眠りの質が少し良くなった気がする」と感じ始めました。ただ、「すっきりした」「体が軽い」といった実感は、最初の入浴から得られる方も多いです。期待しすぎずに、ゆるく続けてみてください。
Q3:バスソルトは肌に合わない場合もありますか?
A:肌が敏感な方や、乾燥しやすい方は、最初に少量で試してみることをおすすめします。入浴後に保湿をしっかりすることも大切です。お肌の状態が気になる方は、皮膚科の先生にご相談ください。
Q4:シャワーのみの賃貸に住んでいますが、バスソルトを楽しむ方法はありますか?
A:足湯でも十分に効果を感じられます。洗面器にバスソルトを溶かしたお湯を張って、15分ほど足首まで浸けるだけで、血行が促進されてリラックス効果が得られます。湯船がなくても、自分を愛でる方法はいくらでも見つかります。
あとがき

この記事を書いたのは、ある夜、ルナが浴室のドアの前でじっと座っているのを見たからかもしれません。「早く入っておいで」って言ってるみたいに。
「今夜こそちゃんと湯船に浸かろう」と思ったその夜、バスソルトをお湯に溶かしながら、「こういう時間を、もっと大切にしたいな」と感じました。
自分を愛でるって、難しいことじゃないんだ。
バスソルトひとさじで、今日の疲れをお湯に溶かすことだって、立派な「自分を大切にする行為」だから。
あなたにとって、バスタイムが「自分に帰ってくる時間」になりますように。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
またここで会いましょう。
ミオより
【この記事を書いた人】
ミオ(23歳)
都会で暮らしながら、自分らしく生きる方法を模索中。
黒猫ルナと一緒に、朝の静かな時間を大切にしています。
MorningWordsで、あなたの心に寄り添う言葉を届けたい。
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初回公開日:2026年2月19日
最終更新日:2026年2月19日