キャリア・副業

【キャリア・副業】お金とウェルビーイングのバランス。いくら稼ぐかより、どう稼ぐかが幸せを決める

ミオとルナのMorningWords

プロローグ: 稼ぐほど、心が疲れていく

副業通知を見る夕暮れの帰宅路
副業通知を見る夕暮れの帰宅路

夕方6時、会社を出た後、カフェで副業の打ち合わせ。

帰宅は夜10時。夕食を食べながら、また明日の仕事のメールを確認。

「もっと稼がないと」「周りはもっと頑張ってる」「このままじゃダメだ」

そんな声が、いつも心の中で響いていました。

わたしも、少し前までそうでした。

本業の給料だけじゃ足りない気がして、副業を始めたんです。最初は楽しかったし、収入が増えることに喜びを感じていました。

でも、ある日気づいたんです。

「あれ、わたし、全然幸せじゃない」

通帳の数字は増えている。でも、心はどんどん疲れていく。朝起きるのがつらくて、休日も何もする気が起きなくて。

ねえ、これって本当に「豊かな暮らし」なんだろうか。

お金は確かに大切です。生きていく上で必要だし、自分のやりたいことを実現するための手段でもある。

でも、「いくら稼ぐか」ばかりに意識が向いて、「どう稼ぐか」を忘れてしまっていたんです。

あなたは、何も間違っていません。

ただ、少しだけ、「稼ぎ方」を見直すタイミングなのかもしれません。

この記事では、お金とウェルビーイング(心の健康・幸福感)のバランスについて、わたし自身の経験と、心理学や研究の視点を交えながら、一緒に考えていきたいと思います。

「どう稼ぐか」という視点を手に入れると、同じ収入でも、心の豊かさが全然違ってくるんです。

今日は、そんなお話をさせてください。


第1章: なぜ「稼ぐほど疲れる」のか?

書類とコーヒーに重なるプレッシャー
書類とコーヒーに重なるプレッシャー

「もっと稼がないと」という思いに駆られて、副業を増やしたり、残業を続けたり。

でも、収入が増えても、なぜか幸せを感じられない。

これって、わたしだけの問題じゃないんです。

「稼ぐ=幸せ」という思い込みの罠

心理学の研究によると、年収と幸福度の関係には「限界点」があることがわかっています。

アメリカの心理学者ダニエル・カーネマンの研究では、年収が約750万円(約7万5000ドル)を超えると、それ以上収入が増えても幸福度はほとんど上がらないという結果が出ています。

※年収750万円…日々の生活に困らず、ある程度の余裕がある水準

つまり、「いくら稼ぐか」だけを追い求めても、一定ラインを超えると幸せにはつながらないということです。

わたしも、副業で月5万円から10万円に収入が増えたとき、最初は嬉しかったんです。でも、その分、睡眠時間が減って、友人と会う時間もなくなって。

気づいたら、心はどんどん疲弊していました。

「ドーパミンの罠」に陥っている

「もっと稼がないと」という焦りの正体は、脳内の「ドーパミン」という物質が関係しています。

※ドーパミン…やる気や報酬を感じる脳内物質

収入が増えると、ドーパミンが分泌されて「嬉しい!」と感じます。でも、その喜びはすぐに慣れてしまい、「もっと、もっと」と求めるようになる。

これが「ドーパミンの罠」です。

まるで、終わりのないゴールを追いかけているような状態。走り続けても、満たされることはありません。

わたしも、副業の収入が月10万円に達したとき、「次は15万円を目指そう」と思ってしまったんです。でも、達成してもまた次の目標が現れて。

この繰り返しに、心が疲れてしまいました。

「比較」が幸福感を奪っている

SNSを開けば、誰かが「副業で月30万円達成!」と投稿していて。

友人は転職して年収が100万円上がったと聞いて。

「わたしも頑張らないと」「このままじゃダメだ」

そんな焦りが、いつも心の中にありました。

でも、心理学では「社会的比較」が幸福感を下げることがわかっています。

他人と比べれば比べるほど、自分の今が「足りない」と感じてしまう。そして、「いくら稼ぐか」という数字ばかりに意識が向いてしまうんです。

あなたは、何も間違っていません。

ただ、「いくら稼ぐか」ではなく、「どう稼ぐか」に意識を向けるだけで、心の豊かさは大きく変わります。

次の章では、その具体的な方法をお伝えしていきますね。


第2章: 「どう稼ぐか」を変える3つの視点

朝の窓辺とコーヒーの手元
朝の窓辺とコーヒーの手元

「いくら稼ぐか」から「どう稼ぐか」へ。

この視点の転換が、あなたの心の豊かさを取り戻す鍵になります。

ここでは、わたし自身が実践して効果があった3つの視点をご紹介します。

1. 「時間の質」を優先する稼ぎ方

カフェで叶える自由な働き方
カフェで叶える自由な働き方

「タイムリッチ」という考え方

お金持ち(マネーリッチ)よりも、時間持ち(タイムリッチ)の方が幸福度が高いという研究があります。

ブリティッシュコロンビア大学の研究によると、「時間に余裕がある」と感じている人は、収入が高い人よりも幸福度が高かったそうです。

つまり、「いくら稼ぐか」よりも「どれだけ自分の時間を確保できるか」の方が、幸せに直結するということ。

わたしの場合、副業で月10万円稼いでいたとき、週に20時間を副業に使っていました。でも、その時間が「義務」のように感じられて、全然楽しくなかったんです。

そこで、思い切って副業の仕事量を減らしました。収入は月7万円に下がったけれど、週の作業時間は10時間に。

その余裕で、朝の散歩をしたり、友人とゆっくりお茶をしたり。

不思議なことに、収入は減ったのに、心は軽くなったんです。

【今すぐできる1分アクション】
紙に「今の稼ぎ方で、わたしの時間はどれだけ奪われている?」と書いて、週の作業時間を計算してみてください。「この時間、本当に使いたい時間なのか?」と自問してみましょう。

2. 「心の充足」を優先する稼ぎ方

価値観を書き出す朝のノート
価値観を書き出す朝のノート

「やりがい」と「お金」のバランス

お金のためだけに働くと、心は疲れていきます。

アメリカの心理学者アブラハム・マズローの「欲求階層説」によると、人間には「生理的欲求(食べる・寝る)」「安全欲求(安心して暮らす)」の次に、「所属欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」があります。

※欲求階層説…人間の欲求は段階的に満たされていくという理論

「いくら稼ぐか」ばかりに意識が向くと、「生理的欲求」や「安全欲求」だけが満たされて、心の充足(所属・承認・自己実現)が置き去りになってしまうんです。

わたしも、副業で「この仕事、好きじゃないけどお金になるから」という理由で受けていた案件がありました。でも、どんなに頑張っても、達成感がなくて。

そこで、「お金は少し下がってもいいから、やりがいを感じられる仕事を選ぼう」と決めたんです。

収入は月2万円下がったけれど、「このクライアントさんに喜んでもらえた」「この仕事、楽しい」と思える瞬間が増えました。

その結果、心の充足感が段違いに上がったんです。

【今すぐできる1分アクション】
「今の仕事や副業で、心から『楽しい』『やりがいがある』と感じる瞬間はある?」と自分に問いかけてみてください。もしゼロなら、「どんな仕事なら楽しいと思える?」を3つ書き出してみましょう。

3. 「成長」を優先する稼ぎ方

学びを楽しむ静かな成長
学びを楽しむ静かな成長

「お金」ではなく「スキル」を貯める

目先の収入を追いかけるのではなく、「この仕事で何が学べるか」「どんなスキルが身につくか」を基準に選ぶ。

これが、長期的な幸福感につながります。

心理学では「成長マインドセット」という考え方があります。これは、「能力は努力で伸ばせる」と信じることで、困難にも前向きに取り組めるようになるという理論です。

※成長マインドセット…能力は固定ではなく、成長できると信じる考え方

わたしも、副業を始めたとき、「とにかく稼げる仕事」を選んでいました。でも、それだと単純作業の繰り返しで、何も成長できなかったんです。

そこで、「今は収入が少なくても、将来に繋がるスキルが身につく仕事」を選ぶようにしました。

例えば、ライティングのスキルを磨くために、単価は低くてもしっかりフィードバックをもらえるクライアントさんと仕事をしたり。

最初は収入が下がって不安でしたが、半年後には「あのときの経験があったから、今の自分がいる」と思えるようになりました。

そして、スキルが上がった結果、単価も自然に上がっていったんです。

【今すぐできる1分アクション】
「今の仕事で、1年後の自分はどんなスキルを身につけている?」と想像してみてください。もし答えが「特に何も…」なら、「どんなスキルを身につけたい?」を3つ書き出してみましょう。


第3章: 「どう稼ぐか」を実践するための心の整え方

スマホを置いた朝の読書習慣
スマホを置いた朝の読書習慣

「どう稼ぐか」を意識し始めても、最初は不安や焦りが襲ってくることがあります。

「収入が減ったらどうしよう」「周りに遅れをとってしまうかも」

わたしも、そうでした。

でも、心を整えることで、その不安は少しずつ和らいでいきました。

失敗してもいい。完璧じゃなくていい。

「どう稼ぐか」を意識し始めると、すぐに結果が出ないこともあります。

わたしも、やりがいのある仕事を選んだけれど、最初の1ヶ月は収入がほとんどゼロでした。「やっぱり、お金だけを追いかけた方が良かったのかも」と思ったこともあります。

  • 年収と幸福度には限界点がある(約750万円で頭打ち)
  • 「タイムリッチ」の方が「マネーリッチ」よりも幸福度が高い
  • 「どう稼ぐか」の3つの視点: 時間の質・心の充足・成長
  • 心を整えることで、不安や焦りは和らぐ
  • 小さな変化の積み重ねが、未来を変える

でも、そこで諦めずに続けてみたんです。

すると、3ヶ月目くらいから、「この仕事、楽しい」「クライアントさんに感謝された」という小さな喜びが積み重なって、心が軽くなっていきました。

完璧を目指さなくていい。

月曜日にできなくても、火曜日に始めればいい。今月うまくいかなくても、来月また挑戦すればいい。

焦らなくていいんです。

よくある躓きポイントと対処法

ポイント1: 「収入が減るのが怖い」

→ まずは、「最低限これだけあれば生活できる」という金額を書き出してみてください。意外と、自分が思っているほど多くは必要ないことに気づくはずです。

わたしの場合、固定費(家賃・光熱費・通信費・食費)を計算したら、月15万円あれば生活できることがわかりました。それがわかると、「月20万円稼がなきゃ」という焦りが和らいだんです。

ポイント2: 「周りと比べて焦ってしまう」

→ SNSを見る時間を減らしてみてください。わたしは、夜9時以降はスマホをリビングに置いて、寝室には持ち込まないルールにしました。

すると、他人と比べる時間が減って、自分の「どう稼ぐか」に集中できるようになったんです。

ポイント3: 「やりがいだけでは食べていけない」

→ 最初から「やりがい100%」を目指さなくて大丈夫です。「お金のための仕事7割、やりがいのための仕事3割」くらいから始めてみてください。

わたしも、最初は「安定収入の仕事」と「やりがいのある仕事」を並行してやっていました。少しずつ、やりがいの割合を増やしていけばいいんです。

ビフォー・アフター: Aさん(仮名・28歳)のケース

Aさんは、会社員として働きながら、副業でWebデザインをしていました。

「とにかく稼がないと」という思いで、単価の高い案件ばかりを受けていたそうです。でも、クライアントからの無理な要求に応えるうちに、心が疲れてしまったんです。

そこで、「どう稼ぐか」を意識して、仕事を選び直しました。

  • 単価は少し下がっても、コミュニケーションが丁寧なクライアントを選ぶ
  • 「このデザイン、誰かの役に立っている」と感じられる案件を優先する
  • 週の作業時間を20時間から15時間に減らす

その結果、収入は月10万円から8万円に下がったけれど、心の余裕が生まれたそうです。

そして、半年後には「丁寧な仕事ができるようになった」と評判が広がり、単価が上がって、月12万円を稼げるようになったんです。

「どう稼ぐか」を意識すると、最初は収入が下がることもあります。でも、心が整うと、長期的には良い結果につながることが多いんです。


第4章: 「どう稼ぐか」を選んだ先に待っている未来

朝日に包まれた希望の微笑み
朝日に包まれた希望の微笑み

「どう稼ぐか」を意識し始めると、あなたの毎日は少しずつ変わっていきます。

朝、目覚めるのが楽しみになる

「今日も仕事か…」ではなく、「今日はどんな一日になるかな」と思えるようになります。

わたしも、以前は月曜日の朝が憂鬱でした。でも、「やりがいのある仕事」を選ぶようになってから、月曜日が少し楽しみになったんです。

「今日は、あのプロジェクトの続きができる」「クライアントさんに喜んでもらえるかな」

そんな小さな楽しみが、朝の目覚めを軽くしてくれました。

自分を大切にできるようになる

「どう稼ぐか」を意識すると、自然と「自分の時間」「自分の心」を大切にできるようになります。

無理して働くことが減り、休むことに罪悪感を感じなくなる。

わたしも、以前は「休日も副業をしないと」と思っていました。でも、「時間の質」を優先するようになってから、休日は本当に休むようにしたんです。

すると、月曜日の仕事が以前よりもスムーズに進むようになりました。

休むことも、「どう稼ぐか」を支える大切な要素なんです。

小さな変化の積み重ねが、人生を変える

「どう稼ぐか」を意識し始めても、最初は大きな変化は感じないかもしれません。

でも、小さな選択の積み重ねが、1年後、3年後のあなたを大きく変えていきます。

わたしも、最初は「本当にこれでいいのかな」と不安でした。でも、半年後には「あのとき、変える勇気を持って良かった」と思えるようになったんです。

あなたはもう、変わり始めています。

「どう稼ぐか」を意識し始めたその瞬間から、あなたの人生は動き出しているんです。

焦らなくていい。ゆっくりでいい。

大切なのは、「いくら稼ぐか」ではなく、「どう稼ぐか」。

その視点を持つだけで、あなたの心は少しずつ、穏やかになっていきます。


まとめ

今日から始める朝のデスク
今日から始める朝のデスク

お金は大切です。でも、それだけを追いかけても、心は満たされません。

「いくら稼ぐか」ではなく、「どう稼ぐか」。

この視点を持つだけで、あなたの人生は大きく変わります。

この記事のポイント:

今日から始められる「最初の一歩」:

  1. 紙に「今の稼ぎ方で、わたしは幸せ?」と書いて、正直に答えてみてください
  2. 「どう稼ぎたいか」を3つ書き出してみましょう
  3. SNSを見る時間を1日30分減らして、自分と向き合う時間を作ってみてください

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【関連2】心の余裕を取り戻す、朝の習慣7選
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💡 おすすめアイテム:
※自分と向き合うためのジャーナル
※心を整える朝活のための本

あなたの人生は、あなたが決めていい。

「いくら稼ぐか」ではなく、「どう稼ぐか」。

その答えは、あなたの心の中にあります。

焦らなくていい。ゆっくりでいい。

今日も一日、自分らしく頑張ろう!


FAQ

答えを探すためのノート
答えを探すためのノート

Q1: 「どう稼ぐか」を意識したら、収入が減ってしまわないか心配です。

A: 最初は収入が下がる可能性もあります。でも、「心の充足」や「時間の質」を優先することで、長期的には良い結果につながることが多いんです。わたしの場合、最初の3ヶ月は収入が下がりましたが、半年後には以前より単価が上がりました。まずは、「最低限必要な生活費」を計算して、その上で無理のない範囲で実践してみてください。

Q2: 「やりがい」だけでは生活できません。どうすればいいですか?

A: 最初から「やりがい100%」を目指さなくて大丈夫です。「お金のための仕事7割、やりがいのための仕事3割」くらいから始めてみてください。わたしも、最初は安定収入の仕事と並行しながら、少しずつやりがいの割合を増やしていきました。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。

Q3: 周りと比べて焦ってしまいます。どうすれば比較癖を直せますか?

A: SNSを見る時間を減らすのが一番効果的です。わたしは、夜9時以降はスマホをリビングに置いて、寝室には持ち込まないルールにしました。また、「わたしはわたし」と口に出して言うのもおすすめです。他人の人生ではなく、自分の人生を生きる。その意識を持つだけで、焦りは少しずつ和らいでいきます。

Q4: 「どう稼ぐか」を考える時間がないくらい忙しいです。

A: まずは、1日5分だけでも自分と向き合う時間を作ってみてください。朝起きたとき、または夜寝る前に、「今の稼ぎ方で、わたしは幸せ?」と自分に問いかけるだけでもOKです。わたしも、最初は通勤電車の中でノートに思いを書き出すことから始めました。完璧を目指さなくていい。小さな一歩から始めましょう。

Q5: 「どう稼ぐか」を実践して、どのくらいで効果が出ますか?

A: 個人差はありますが、わたしの場合は3ヶ月ほどで心の変化を感じました。最初の1ヶ月は不安や焦りがあったけれど、2ヶ月目くらいから「心が軽くなってきた」と感じるようになりました。焦らず、自分のペースで続けてみてください。小さな変化に気づくことが、次の一歩につながります。


あとがき

夕暮れに届ける温かな余韻
夕暮れに届ける温かな余韻

この記事を書きながら、わたし自身、改めて「どう稼ぐか」の大切さを実感しました。

少し前まで、わたしも「もっと稼がないと」という焦りに駆られていました。

でも、「どう稼ぐか」を意識し始めてから、心に余裕が生まれて。

朝の時間がゆっくりと感じられるようになって。

自分を大切にできるようになりました。

お金は大切です。でも、それだけじゃない。

「どう稼ぐか」が、あなたの幸せを決める。

この記事が、あなたの心に少しでも寄り添えたら嬉しいです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

またここで会いましょう。

ミオ


【この記事を書いた人】

ミオ(23歳)
都会で暮らしながら、自分らしく生きる方法を模索中。
黒猫ルナと一緒に、朝の静かな時間を大切にしています。
MorningWordsで、あなたの心に寄り添う言葉を届けたい。

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初回公開日: 2025年1月23日
最終更新日: 2025年1月23日

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